Amazon Q Developer で AWS アカウント内のリソースについての会話が可能となりました
こんにちは、森田です。
以下のアップデートで Amazon Q Developer で AWS アカウント内のリソースについての会話が可能となりました。
さっそく試してみたいと思います。
うまく動作しない...
東京リージョンで試しましたが、うまく動作せず、以下のようにS3バケットを取得するためのコマンドが返ってきました。
一旦ドキュメントを確認したところ、
Cross-Region consent
Amazon Q chat makes calls from US East (N. Virginia), so it might have to make cross-Region calls to access your resources in another Region, including to opt-in Regions. Amazon Q requires cross-region consent to retrieve resources.
https://docs.aws.amazon.com/amazonq/latest/qdeveloper-ug/chat-actions.html
と記載があり、 Cross-region calls にチェックをつけて同意する必要があります。
チェックをつけて、再度試しますが、うまく動作しませんでした。
バージニアにて確認
一旦バージニアリージョンで確認してみました。
同様に、「List my S3 buckets」と入力すると、今度はS3バケットの一覧が返却されました!
もう少し条件をつけて、入力してみましたが、残念ながら期待した値は返ってきませんでした。
複雑なリクエストは難しいようです。
東京リージョンで再確認
他のリクエストで再度東京リージョンで確認してみます。
今度は、「View a list of AWS Lambda functions」と入力すると、一覧を取得することができました。
グローバルリソースが原因でS3バケットのリストが取得できなかったと考え、再度、Route 53 Hosted zoneの取得を行いましたが、東京リージョンでも問題なく行えました。
(なぜか、リージョンがap-northeast-1で表示されている)
また、どのような操作を Amazon Q から行えるかは、ドキュメント上には記載されていないため、実際に使っていきながら確認するしかなさそうです。
まとめ
会話形式でAWSリソースの情報を取得できるのはとても便利だと感じました。
また、現状会話形式で取得できないリソースもありますが、その際には、取得するためのコマンドを返してくれるので
AWSリソースの確認はほとんどのケースで問題なく行えそうです。
AWSコンソール上ですぐに利用できますので、ぜひ使ってみてください。